Tsunmi日和

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一時帰宅-安定-そして…  

再発という恐ろしい言葉を受けながらも、
まだ大きな体調の変化を感じずに居れる、姉にとっては1番安定した時期と思われます。
ほぼ毎週のように、土日は自宅へ帰れるという習慣が少しばかり続くこととなりました。

今日は信州から両親も来て、立川のホテルでランチビュッフェを皆で楽しむ、という事になりました。
義兄が姪と病院に迎えに行き、心待ちにしてた姉を乗せて現地に着いたのは、待ち合わせの少し前の時間。

そろそろ日差しの暑くなる時期で、
姉は放射線と投薬で一旦は無くなった髪が少し伸びて、可愛らしいショートヘアーとなった頭に帽子を被り、透けるような白い肌を遮るためのパーカーを着て、かつての姿とは思えないか細い手足で杖を持ち、ニコニコと優しい笑顔で待っていました。

あらゆるものを抗菌しながら過ごすため、私が選んで買ったスプレーと、病院の勧めで揃えたウエットティッシュの筒を入れた大きなバッグや大量の薬が入ったバッグを携えて、もうすっかり習慣づいた動きでそれらを使い、
普通に考えればなんてことない食事会ですが、懸命に自らの命を守るべく、きちんとした手順で食事を楽しもうとしていました。

少し気になることをこの日聞きました。

『痛いわけでもないんだけど、お腹の調子がどうもイマイチでね、お手洗いに何度も行きたくなるの』


ジワジワと、病魔が牙を剥き出して来てる…。
ぐっと喉の奥に硬いものを詰められたような気持ちになりましたが、
そんなものはきっと食い止められるのだ、、大丈夫、、こんなに元気じゃないか。

そう考えたくて。

先日も一緒に食事をしたのですが、お腹も具合悪くなく、驚くほどよく食べていた姉を見て嬉しく思ったのですが、
今日の姉は結局かなり控えめな量しか口にしませんでした。

しかし、今日のはしゃぎようと言ったら、
入院してから1番大騒ぎしたのではないでしょうか。

食事会のあと、ファミレスでお茶を飲んだのですが、
その時は2度もトイレに行ったもののとにかくよく喋り、昔からの得意芸『競馬馬の駆け抜ける足音』だの、『電気ノコギリの音』だの学祭時代の教師の真似まで、ありとあらゆる持ちネタを引き出しては皆を笑わせ、私も思わず大笑いしました。

そしてふと、

この元気は、これから下り坂に入る前の前奏なんじゃないか、、などと大きな恐怖を感じたりもしてしまい、

「そんなにはしゃぐと、夜中カンノムシが起きるよ」
と冗談交じりに話したりしました。


本当にここから姉にとって、苦しい最後のビッグウェーブが押し寄せてくること、そしてそれがどれほどのものかなんて、
まるで想像はできなかったのですが…。
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玉川上水  



実際の玉川上水駅近くのところではなくて、
そこから少し離れた公園の中の美しい川。


鯉がたくさんいて、のんびりと泳いでいました。

5月の新緑と瑞々しい天然の香り、
都内でありながら静かな時が流れていました。


平穏無事でと祈る気持を託して来ました。

category: 未分類

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y子へ…  

ご無沙汰ばかりですみません。

姉に先日は素敵な本を送ってくださり、とても喜んで見ていました。皆さんの温かさを一身に受け、本当にありがたいと思っています。

話は伝わってるとは思いますが、移植後何度か様々な検査にオッケーがでて居たのですが、先月末にまたもや染色体の異常がみられ、これは先月の11日の骨髄検査だったため、移植2ヶ月で再発、という結果になってしまいました。週に3回ほどの血液検査でも、ずっと良かったものの、染色体の異常が分かったと同時期に血液にもまたあってはならない細胞の出現があり、その増加は日々止まらずに今に至ります。
余りに早い再発に、移植よりも強い治療法は無く、しかし今は再度移植という手段は無理で、
免疫抑制剤やステロイドの投与をやめて、更に輸血などで細胞の増加を遅らせる手だてをとる毎日です。
幸いまだ、入院初期の本人が七転八倒していた臓器の潰瘍や高熱、感染症などの症状は無く、食事も摂れ、リハビリに励む毎日ではありますが、医師の話では、この穏やかな状態もそう長くないと言われました。
家族も私も皆可能性を信じて、完治は出来ないけれど安定の継続を願っていますし、そして本人も余命は知らされず、大きな不安は持ちながらも懸命に闘っています。
毎週土日は自宅外泊許可にて家で良い時間を過ごすようにもしています。

先にも書いたように、まだまだ今後の健康はあると信じてはいますが、体調の崩れがいつやって来るのか分からず、私はとにかく姉にとって『今』の幸せを沢山味わってもらいたいと考えています。
姉にとって大切な人、大好きな人、好きな食べ物、歌、密度の濃い幸せで満たしたいと…。

幼少の頃から仲良くしてくれてたy子にもきっと会いたい筈、
とてもとても勝手な願いとは分かって居るのですが、
もし時間ができたら、病院でも自宅でも、体調が安定してると聞いた、との理由で会って頂けると嬉しいです。
勿論無理にとは言いません。
y子の生活第一と、気持第一ですからね✨

生きる長さが人生の幸せとは思わない最近です。要はそれよりも内容、密度、だと思っています。
ダラダラ生きるより、短縮されてもそこに大きな幸せがあれば
…。

ご理解いただけたら嬉しいです。
また、なにかご意見や提案あればよろしくお願いします。



長々ごめんなさぃ。

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外泊  

先週も、そして今週も、姉は外泊が許されました。
というより、
少しでも安定してるうちに、できれば退院し、自宅での有意義な時間を過ごしたほうが良い…
医師、病院からの姉への願いでした。

あの悪夢のような宣告がある前に、かなり姉の体調は良くなってきていて、多少の食欲も出たりして、杖なしに歩く事も出来たりしていたので、
本人もまぁまぁ進んで外泊を試みていました。

先週も家族で近くのイタリアンで食事をし、揃っての写真がメールで来た時、泣けて泣けて仕方ありませんでした。

嬉しそうに笑顔で、彩りのあるテーブルを前に娘や夫に囲まれてる姉。

そうは思いたくないけど、こんな楽しげな時間をずっとずっと先まで味わってもらいたいのに。。と。

いえ、それでも私は信じていました。
日進月歩、医学も日々発達してる、姉の命を延ばし、姉の笑顔をまだまだ見ていられるための手立てがきっと出てくるはずだと。



『希望持ち 一時帰宅の 夏帽子』

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5月  



気温も高くなり、
新緑が眩しいです。

なかなか心は晴れ渡らないのですが、
花々は生きる強さの証を見せてくれます。
美しいクレマチス、今年も咲き始めました。



しべの形も大好きです。

命輝きますように。



category: ガーデニング

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再発3  


少し狭い、
書類のたくさんある部屋で、
そう、、、私の骨髄を採取する前の問診の時と同じ部屋。。。

そこに、
義兄、姪、私。並んで座り、
医師の言葉を待ちました。

それからのことは
正直記憶としてかなりあやふやです。

ただ、、、
大きく私の中に、いえ、義兄や姪にとっても一番打撃の大きな言葉。


つんみさんにはもう、あまり時間は無いと思われます。月単位での余命と申すしかありません。


過呼吸を起こして泣き崩れる姪の背中を思わす抱きしめながら、
なにか手立てはないのか、なにか光を見出すことは出来ないのか…
終わりが近いというなら、姉にどう接するのが一番幸せなんだろうか

もう頭の中はぐちゃぐちゃで、
声も出なくなり、医師も悲痛な表情でそれ以上の言葉を出せなくなっていたので、

今は、頭の中が真っ白です…わからないことがたくさんあると思うので、今後また質問等をさせていただいてもよろしいですか?

それだけ言って、
私は病院をあとにしました。

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再発 その2  

振り向いた私に

まだ今日、少しお時間ありますか?

小走りに近づいてきたのは
主治医でした。


以前より、
姉が言ってたこと、、、
いえ、この病気になる前のずっとずっと昔から義兄に言ってた言葉。


この先
私の余命が短いとわかっても、決して知りたくない。言わないでね。

だから、
病院にもそれは伝え、医師陣としたら正しくを患者に話す、それを出来れば行いたい方針でしたが、義兄が断り、この先どんなことがあっても余命については家族だけに、、と強く頼んでいたのでした。

姉を含めた説明会のあと、どうしても話しておきたいこと…それがあるということ。。。


義兄と姪の姉への面会が済んだらその時タイミングみて声かけて、ロビーで落ち合うので、階下のシートで待ってて欲しい…
医師の真剣な顔に、分かりました、お待ちしてます、、、と答え、1人でその時をじっと待つことになりました。



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再発  

主治医からの病態説明。
お呼びの掛かった今日は、義兄と姉の次女と3人で聞くことになりました。

退院に向けての準備にも入って来ていたものの、姉本人が少し主治医から不安めいた言葉を言われていたのでおそらくその内容だろうと憶測できましたが、まさかまさかの事となりました。

4月11日に骨髄検査をして、結果の早く出る内容としては、大きな問題が無かったのでしたが、時間のかかる検査内容が上がってきたところ…

あってはいけない細胞が、
また姉の体に出ているというのです。
何処かに潜んでじっと時を待っていたかのように…

まだその数値だけで考えると、姉本人の体には大きな変化を感じる何かが直ぐ起こるわけではなく、しっかりと抑えることで安定を維持して行くほかない。。。

そしてこれはもう治癒は不可能だろうと。
移植という最強の方法での治療がだめであると、もうそれ以上の手は無いのです。

もちろん姉も聞いていました。
相当なショックで、
でも以前のように話を聞きながら倒れこむことはなく、静かに頷きながら時折質問もしながらどうにか終わりました。

部屋に戻った姉は、

結局…もう長生きは出来ないってことだよね…

諦めたような、呆れたような、口元は少し明るさを帯びていたものの、不安と落胆でどんなにか苦しかったろうか…。

午後の面会時間早々から居た私は、義兄と姪との、家族水入らずの時間にしたほうが良いと思い、

今日は帰るけど、また来るね、
安定をさせていけば、どうにかなる、とにかく体力をつけないとね、、

と、慰めにも何にもならないような気の利かない言葉を掛けて退出しました。

喉の奥に石を詰め込まれたような苦しさが、私にも襲ってきていて、この先をどう受け入れたら…と考えながら。。


そして…

フロアのエレベーターに近づいた時、後ろからの声掛けに振り向いたその瞬間。。。

私は更に大きな打撃を受けました。


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よろしく^^

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